正直不動産2について

2023年12月06日

正直不動産は、不動産業界の裏側を描いた漫画です。

原案は『クロサギ』の夏原武さん、脚本は水野光博さん、作画は大谷アキラさんが担当しています。

主人公の永瀬財地は、登坂不動産の営業マンで、かつては嘘もいとわないエースだったのですが、ある日、地鎮祭で祠と石碑を壊してしまい、嘘がつけなくなってしまいます。

それ以来、正直営業で不動産業界の様々なトラブルに立ち向かっていく姿をコミカルに描いています。登場人物やエピソードは、実際の不動産業界の事情や事件に基づいていることもあり、読者にとっては勉強になることも多いでしょう。

ビッグコミックスは、小学館の漫画雑誌『ビッグコミック』の単行本レーベルです。

 

正直不動産は、2023年9月現在で18巻まで発売されています。

 

また、2022年には、なんと山下智久さん主演でNHKにてテレビドラマ化され、2024年にはシーズン2が放送予定です。

 

正直不動産は、不動産業界の闇に切り込む作品として、多くの読者から支持されている漫画です。

 

実際に、正直不動産において描かれている不動産業界の様々な嘘が存在が暴露されています。

 

具体的に言えば、例えば、以下のようなものがあります。

 

- 建築条件付き土地の売買では、不動産業者が指定した建築会社と契約しなければならないという条件を隠すこと。

 

- 任意売却の物件を、通常の売却物件として紹介し、売り主の事情や債権者の存在を伏せること。

 

- 三為業者と呼ばれる、不動産業者と結託した悪徳業者が、売り主から安く買い取った物件を高く売りつけること。

 

- 事故物件や瑕疵物件を、その事実を隠して販売すること。

 

- 売却の依頼を受けた不動産業者が、自社で両手仲介を実現したいなどのために、他の不動産業者からの買い主紹介を意図的に制限すること。

 

- 契約の際に重要事項の説明を行う宅建士でない営業マンが説明を行ったり、説明を端折ったりすること。

 

これらの嘘は、不動産業者の利益を優先するために行われることが多く、消費者の権利や利益を侵害する可能性があります。

 

消費者は、不動産取引に関する知識を身につけ、不動産業者に対して疑問や不信を持つことが大切です。

 

また、不動産業者の評判や信頼性を確認することも重要です。

正直不動産2