不動産Q&A(トラブル編)
Q.どのような不動産トラブルが多いのですか?
A.それは多岐にわたります。
不動産は唯一無二のものだからこそ、すべてを一般化することができず、物件特有のトラブルが生じることがあります。
トラブルは大きく下記の3つに分類されます。複合的に問題になっているケースもあります。
①金銭や権利に関するトラブル
②犯罪行為
③法律違反
Q.①金銭や権利に関するトラブルとは?
A.
・契約(売買・賃貸・売買など)等で支払ったお金を取り返したい
・退去時精算等の請求額に納得できない
・不動産資産の相続で分け方が決まらない
・ローン等の返済について、債権者と調整できない
・生活のこと(通行・工事・日当たり・騒音など)でご近所さんと揉めている
・境界を巡ってお隣さんと揉めている
・賃貸物件でのリフォームや用途変更について、貸主と借主で意見が異なる
Q.②犯罪行為とは?
A.
・詐欺罪:売主に成りすまし、書類偽装など
・私文書偽造罪:契約書や領収書の偽造などで、有印と無印は区別される
・住居侵入罪:不法な侵入など
・不退去罪:要求しても住宅等から退去しないなど
・不動産侵略罪:窃盗物の対象が「不動産」、他人の不動産を勝手に使用する行為も該当
・窃盗罪:農作物等の持ち去りなど(抜き去った時点で「動産」の窃盗となる)
・境界損壊罪:土地の境界票等を壊して、境界を不明にする行為など
Q.③法律違反とは?
A.
・宅地建物取引業法違反:売主または仲介業者である宅建業者とのトラブル
・消費者契約法違反:事業者との間で行われた取引(売主が宅建業者など)のトラブル
・建築基準法違反:違反建築物等(危険な建物や擁壁・距離の近すぎる建物など)のお困り事
・都市計画法違反:住宅街の工場など、地域に合わない使用方法でお困り事
・借地借家法違反: 賃貸借契約におけるトラブル
・建物の区分所有等に関する法律(区分所有法): 分譲マンション等における住民同士や管理会社とのトラブル
・犯罪収益移転防止法違反: マネー・ロンダリングへの関与など
Q.不動産トラブルは誰に相談したらいいの?
A.弊社のおすすめは「法律の専門家」です。
その理由や、各法律家の得意分野などをまとめたコラムがございますので紹介します。
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