設楽不動産営業日誌 お客様のご要望は
2022年06月08日
《お勧め度》 ★ ★ ★ ★ ☆
《宅建Dr.のコメント》
めずらしく文庫本のご紹介です。設楽不動産を実質跡継ぎになった主人公が、小学生の時に誘拐事件に巻き込まれたところから物語ははじまっていきます。
不動産賃貸(売買)にどう絡むのか?訝しんで読み進めていくととってもワクワクしてスリリングな気持ちになりました。自分も業務において同じような経験があるからかなあ~。っといっても誘拐される経験は除いてのお話ですが・・・。
物語の中で主人公は、『著者の間違いは人の運命を変える。僕はそれを実感している。だからせめて僕が関われる人は、選択を間違えて欲しくない。そう思っている。
でもやり直しはきく。不動産選びでやり直すのは、リスキーだけど。』と言ってますね。
ホントにそうだとおもいます。だから弊社の名刺には『不動産を選ぶ!人生が変わる!』と書いてあります。
それでも、言うこと聞かない人がいるんですよね~。そんな人に限って後悔する不動産と関わってしまう・・・
宅建Dr.のいうことはホントですから。
【タイトル】 設楽不動産営業日誌 お客様のご要望は
【著 者】 水生 大海
【発行者】 三宮 博信
【発売所】 朝日新聞出版
【発行日】 2022年5月30日
【本の概要】
プロローグ
1 その残置物はわたしのじゃありません
2 騒音を訴える俺がそんなに悪いのか
3 事故物件なんかじゃありません
4 相続税そんなの払えねえんだよ