宅建業者による人の死の告知のガイドライン
2022年07月07日
《お勧め度》 ★ ★ ☆ ☆ ☆
《宅建Dr.のコメント》
令和3年10月、国土交通省から「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」が公表されました。
取引対象となる不動産において過去に人の死が生じた場合、宅地建物取引業者が宅地建物取引業法上負うべき義務の解釈について、現時点における裁判例や取引実務に照らし、「一般的に妥当と考えられるもの」を整理し、取りまとめた図書です。
これで、賃貸屋さんが、好き勝手言いたい放題言うのが減るといいのですが・・・
【タイトル】 宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドラインの解説
【著 者】 宇仁 美咲
【発行所】 株式会社大成出版社
【発行日】 2022年5月26日
【本の概要】
はじめに
1 総 論
ガイドライン制定の背景
ガイドライン制定
ガイドラインの法的性質
不動産取引における人の死に関する民事紛争
ガイドラインを制定する実務上の意義
2 ガイドラインの解説
ガイドラインの位置づけ
宅建業法上の宅建業者の調査・告知義務
宅建業法の民事上の責任の位置づけ
ガイドラインの適用範囲
人の死亡に関する事案の調査
人の死亡に関する事案の告知
指導・監督
むずび
3 参考資料