管理者の条件
2023年01月10日
《お勧め度》 ★ ★ ☆ ☆ ☆
《宅建Dr.のコメント》
この図書は、前線管理者の戦いの行動作法「管理者の条件」を記したものであります。戦いの行動とは、礼節に始まり、命令、権限、組織、育成、使命と続いています。“常識なるものがいかに管理者を後退させるか”から、“部下を導く姿勢はいかにあるべきか”までそれぞれの分野ごとに細かく説いています。
特に、強い部門を作るためには・・・なかなかの見どころです。
目からウロコとは、このことをいうのでしょう。考えされる貴重な1冊です。
【タイトル】 管理者の条件
【執 者】 財部 一郎
【発 行】 株式会社 社員教育研究所
【初版発行】 昭和52年3月
【第43刷発行】 平成27年9月
【本の概要】
目次
序
一章 戦いの行動作法
礼節
二章 小山課長はなぜ敗れたか
三章 “常識” がいかに管理者を後退させるか
四章 新人を戦力化するたった一つの道
五章 軍隊が礼節を重視する理由
六章 赤松は去り、その後噂を聞かず
命令
七章 何が管理者の命令を軽くするか
八章 やる気を損う仕事の与え方
九章 三課の反乱 命令に関する諸原則Ⅰ
十章 不服申し立て制度 命令に関する諸原則Ⅱ
権限
十一章 池田課長の出張計画
十二章 袋小路
十三章 ストップがかかるまで突っ走れ
十四章 小さな権限を無限に拡大する方法
十五章 “らしさ”の力
十六章 いかにして自らの権威を高めて行くか
組織
十七章 部門を行動的にするリーダーのあり方
十八章 なぜ“時間間隔”を強化しなければならないか
十九章 組織が増殖する秘密
二十章 強い部門を作る四つの条件
育成
二十一章 叱りの研究Ⅰ
二十二章 叱りの研究Ⅱ
二十三章 解雇についての考え方
二十四章 最後の場合、そうすれば彼は生きる
使命
二十五章 利益に対する認識と態度
二十六章 部下を導く姿勢はいかにあるべきか