あぶない!!共有名義不動産
2023年07月21日
《お勧め度》 ★ ★ ★ ☆ ☆
《宅建マイスター・フェローのコメント》
この図書は、共有名義不動産のトラブルについて書かれた本です。トラブル解決実績2000件以上のプロである著者が、親族間や離婚した元夫婦、友人同士などで発生した共有名義不動産トラブルの典型例を網羅しています。また、共有名義を解消するための7つの手法や、相続発生時や物件購入時の注意点も紹介しています。
【タイトル】 あぶない!!共有名義不動産
【著者】 松原 昌洙
【発行人】 久保田 貴幸
【発行元】 株式会社 幻冬舎メディアコンサルティング
【発売元】 株式会社 幻冬舎
【印刷・製本】 シナノ書籍印刷株式会社
【装丁】 幻冬舎メディアコンサルティング
【第1刷発行】 2017年5月26日
【本の概要】
目次
はじめに
第1章 「とりあえず共有名義」がトラブルのもと
第2章 売ることも買い取ることもできず塩漬け状態に安易な名義の共有が招いたトラブル19の事例
◎事例1 共同で相続した空き家の売り値をめぐって揉め事に
◎事例2 共有名義不動産に住んでいる共有者の兄が家賃を支払って
くれない
◎事例3 共有名義不動産に住んでいる、共有者ではない叔父が家賃を
支払ってくれない
◎事例4 姉が持分比率以上の権利を要求してきた
◎事例5 共有名義不動産を弟たちが勝手に売りに出した
◎事例6 土地の持分と区分所有権を兄に売りたい
◎事例7 共有者の弟が実家の売却に突然反対した
◎事例8 兄が貸しているアパートの家賃を分配してくれない
◎事例9 姉が家賃を負担せずに共有名義のアパートに住んでいる
◎事例10 建て替えても持分を贈与しても負担の大きい古アパート
◎事例11 海外にいる共有者が老朽化したビルに悩まされる
◎事例12 10戸のマンションが姉との相続トラブルの火種に
◎事例13 共有者の叔父が土地の持分だけを買い取ろうとする
◎事例14 収益ビルの持分の売却を法人から求められた
◎事例15 離婚できずローンも払い続けている、夫婦の共有名義不動産
◎事例16 離婚後に連絡が取れなくなった元夫との共有名義不動産
◎事例17 賃料の低い底地権の共有をめぐり兄弟の意見が食い違う
◎事例18 借地権付きの建物の持分を貸主の承諾なしに売却したい
◎事例19 借地権を共有する法人から持分を買い取りたいと言われた
第3章 一刻も早い決断がカギを握る塩漬け状態の共有名義を解消する
7つの手法
第4章 二度とトラブルに巻き込まれないために相続発生・物件購入時の注意点
おわりに