不動産屋の儲けの出し方
2023年07月11日
《お勧め度》 ★ ★ ★ ★ ☆
《宅建マイスター・フェローのコメント》
本書では、不動産業界で儲けるための具体的な方法が紹介されており、その中でも特に重要なのは、「囲い込み」という手法です。これは、自分が持っている物件を他の不動産業者に紹介することで、自分が仲介手数料を得るという方法です。この手法を使うことで、他の不動産業者と競合することなく、安定した収入を得ることができます。
また、本書では、不動産業界で成功するために必要なスキルや知識についても詳しく解説されています。例えば、物件の価値を正確に見積もる方法や、お客様に対して適切なアドバイスをする方法などが紹介されています。
【タイトル】 不動産屋の儲けの出し方
【著者】 斎藤 智明
【発行者】 常塚 嘉明
【発行所】 株式会社 ぱる出版
【印刷・製本】 中央精版印刷㈱
【初版発行】 2019年1月18日
【本の概要】
目次
まえがき
1 儲けの源「仲介手数料」の決まり方
2 「囲い込み」という悪習慣
3 さらに悪質!「囲い込み2回」の強者たち
4 仲介手数料「半分にします!」の常識?
5 仲介手数料「無料」に隠された功名なしくみ
6 「お客様想い」の営業マンが一握りしかいない理由
7 「あなたの不動産に購入希望者がいます!」は本当?
8 「あなたの不動産の価格査定をします!」の真意とは?
9 価格査定は高く出すだけが能ではない!?
10 原野商法で土地を買った人は二度騙される!
11 バブル期に売られたリゾートマンションが10万円!?
12 不動産屋も恐れる「大島てる」って誰?
13 事故物件の告知しない方法のからくり
14 昨今、大問題になっているサブリース契約のからくり
15 サブリース会社に家賃を持ち逃げされるオーナーたち
16 素人が知らない「縄伸び」でニンマリしている不動産屋
17 競売後の不動産に居座る「占有屋」って今もいる?
18 怖い不動産屋の代名詞「地上げ屋」の仕事って?
19 不動産屋も恐れる「地面師」ってどんな人たち?
20 結婚適齢期の女性を狙うデート商法の実態
21 営業マンがしている結婚指輪は本物か?
22 「おとり広告」からお金に変える錬金術の実態
23 投資用不動産の物件は「見せずに売る」のが常識?
24 資金がないのに「不動産買取ります」という意図は?
25 「共有物件を買取ります」という不動産屋の下心
26 サラリーマンの不安に付け込む心理戦
27 本当に怖いのは知ったかぶりの不動産屋
28 良い不動産屋の見分け方3つのポイント
29 不動産投資を成功させるための絶対条件
30 「結局、不動産投資に失敗した」人たちの事情
31 「不正融資」が横行する不動産投資が頻発
32 S社が辿ったプロセスと真相は?
33 「相場観」は自力で養わないと実にならない
34 「お家賃と同等の金額で買えます!」の是非
35 「相続時精算課税制度」は節税対策にならない!
36 融資ローンの承認は免罪符にならない
37 民泊投資・太陽ソーラーの可能性は?
38 タワーマンションを買うとなぜ節税になるのか
39 日本の不動産透明度ランキングは高い?
40 高く売れるからと「競争入札」にしたい意図
41 公平なはずの入札でも「不正行為」をする不動産屋
42 「競売」で素人が太刀打ちできない理由
43 「申込金」が返ってこないトラブルの真相
44 地方の実家の空き家は今すぐ手離すべきか
45 なぜ都市部では中古が高く売れるのか
あとがき