ソニーはなぜ不動産業を始めたのか?
2021年05月21日
《お勧め度》 ★ ☆ ☆ ☆ ☆
《宅建Dr.のコメント》
大手の査定が2000万円台だった中古マンションがなぜ3600万円で売れたか?
「サービスに満足」「知り合いに勧めたい」が94.8%に達するソニー不動産の秘密とは!
本書は、2014年年末に出版されたもので若干古い情報であるが、このころのソニーは保険会社や銀行を運営していた。俗にいう、ソニー損保、ソニー銀行、ソニー生命である。
ソニー損保では、「かかった分(費用)だけ」をキャッチフレーズに展開して、それなりの成果を収めた。その不動産業バージョンであり、当初は警戒されたが、数年経過した現在では、ソニー不動産はまったく聞かない!
つまり、失敗だったと言えるのではないだろうか?
なぜ、失敗したか?それは本書を観ればわかるであろう!
【タイトル】 ソニーはなぜ不動産業を始めたのか?
不動産流通革命に挑む改革者たち
【著 者】 茂木 俊輔
【発売元】 日経BP社
【発行日】 2014年12月24日
【本の概要】
プロローグ
1 事業が始まった瞬間
2 なぜいま「不動産」なのか?
3 なにが「新しさ」なのか
4 なぜ「人が集まる」のか
5 なぜ「高く」売れるのか
6 なぜ「事業」が動きだしたのか
インタビュー①
インタビュー②
エピローグ