万年赤字物件を驚異の高値で売る方法
2021年06月07日
《お勧め度》 ★ ★ ★ ☆ ☆
《宅建Dr.のコメント》
本書は、やや新鮮さには欠けるものの、家賃収入で不労所得を得たい、そんな夢見る多くのサラリーマンが収益不動産を購入しても、誰もが成功しているわけではありません。
そもそも全国のアパートの空室率は、人口減少も相まって毎年上昇しています。
その結果、満室を前提とした購入時の想定利回りよりも、平均2割以上も収益が減ってしまうのが経営の現実です。
せめて購入時と近い価格で売却したい・・・。そんなオーナーの悲鳴ともにいえる切実な心情とは裏腹に不動産の高値売却は困難を極めます。
本書は、どんな赤字物件でも、最低限の修繕で資産価値を高め、売り時を見極めれば、高値売却は可能であるとの持論です。
不動産投資は購入ばかり集中しがちですが、売却までしっかり見据えることが重要である説いています!
【タイトル】 万年赤字物件を驚異の高値で売る方法
【著 者】 新川 義忠
【発売元】 株式会社幻冬舎メディアコンサルティング
【発行日】 2015年10月26日
【本の概要】
はじめに
1 毎月赤字の不良物件。
売るに売れない不動産オーナーたち
2 価格査定は大半“いい加減”。
準備不足で売り急げば大損必死
3 立地、築年数、劣化度合い・・・・・。
物件の状況・程度別出口戦略
4 高値売却の成否を分けるのは
空室率とコンディョン。
極限まで売却学をつり上げるテクニック
5 ネット×リアルでチャンスを逃すな。
”売り時”最高値の見極め方
おわりに