賢い大家さんは賃貸で稼ぎかつ相続税も節税
2021年07月16日
《お勧め度》 ★ ★ ★ ★ ★
《宅建Dr.のコメント》
本書は、若干古い情報になってしまった感がありますが、決してそうとも言い切れません。たとえば、 この人口減少時代にあって、いまから「賃貸経営」を始めようと考えている人たちから、
「とにかくアパートを建てると相続税対策になるというのが本当だろうか?」
「資金があるなら、アパートや賃貸マンションを建てれば相続税対策になるらしい」
「更地の土地は、賃貸住宅を建てない相続税で損をする聞いたが・・・」
また、すでに賃貸住宅のオーナーとなっている人からは、
「アパートが老朽化したが、リフォームしてまで相続させたほうがいいのだろうか?」
「もう1棟アパートを購入したら、相続税はどうなるのか」
「個人で経営するより、法人経営に変えた方が相続税対策になるのは本当か?」
などの声が聞こえてきます。
そんななか、本書は、不動産オーナーが「相続税対策」を正しく理解し、資産価値を高めるためには 必須の知識であるとおもいます。 そういうことで、宅建Dr.が推薦する5つ星(★)です!
【タイトル】 賢い大家さんは賃貸で稼ぎながら相続税も節税する!
【著 者】 武藤 英明 ・ 松原 健司
【発売元】 株式会社KADOKAWA
【発行日】 2014年12月5日
【本の概要】
はじめに
アパート経営は、本当に相続税対策になるのか?
1 賃貸住宅を建てる前に知っておく「相続税の基本」
2 賃貸住宅を「建てるだけ」では相続税対策は十分ではない
3 「一括借り上げ」で相続税対策効果を最大化する!
4 「賃貸のプロ」がやっている入居率を100%にする策
5 相続税対策で行う賃貸経営の「落とし穴」と「法人化の利点」
6 賃貸住宅による相続税対策の多様化を先取りする!
おわりに