負動産時代 マイナス価値となる家と土地
2021年07月21日
《お勧め度》 ★ ★ ★ ☆ ☆
《宅建Dr.のコメント》
本書の著者は、朝日新聞取材班、つまり新聞社である。「神話」から「悲劇」へ。
家と土地が夢夢を招く時代が到来した。
不動産はもはや財産ではなく、負債だ。空き家やスラム化マンションが激増し、原野商法と呼ばれる山林売買詐欺や、サブリース(一括借り上げ)のトラブル、高額な税金に苦しむ人も後を絶たない。
本書は、「朝日新聞」で大反響を呼んだ連載に大幅加筆し、負動産の惨烈は「今」に肉薄する!不動産は地獄の入り口だ!
“家余りニッポン”衝撃のリポート!
ババ抜きゲームになる住宅、横行する詐欺商法、乗っ取られる管理組合・・・・・。
どれをとってもとくかく、面白い!
【タイトル】 負動産時代 マイナス価値となる家と土地
【著 者】 朝日新聞取材班
【発売元】 朝日新聞出版
【発行日】 2019年2月28日
【本の概要】
まえがき
あなたも「負動産」と無縁ではない
1 捨てられる家と土地
2 リゾートマンション7の黙示録
3 サブリースの罠
4 高すぎる固定資産税、相続税
5 負動産は生き返る ― 海外の事例から
6 国に怠慢、ツケを払う国民
おわりに