死後事務委任契約実務マニュアル
2022年01月20日
《お勧め度》 ★ ★ ☆ ☆ ☆
《宅建Dr.のコメント》
死後委任契約・・・聞きなれないことばですよね。この契約は、委任者が受任者の死後の事務を生前に依頼する契約です。ただ、中心的な委任事務の執行が委任者の死後になされるため、契約の成立・執行・終了の各場面で時別な配慮が必要とされています。具体的には、子どもや近い親族がいない方から、ご自身が亡くなった後の葬儀や納骨、自宅の片づけ、ライフラインや携帯電話の解約といった死後に生じる諸事情手続(死後事務)を誰に頼めばよいか、とういう相談に対応する形です。
本書は、今後増加すると想像される死後事務委任契約の相談を受ける弁護士その他の専門家がその新しい契約に対応するための知識や、判断の視点や注意点を解説する書籍であります。
【タイトル】 死後事務委任契約実務マニュアル
【編 集】 東京弁護士会法友会
【発売元】 新日本法規出版株式会社
【発行日】 2021年10月25日
【本の概要】
1 死後の事務と委任契約の概要
2 他の制度との関連
3 死後事務委任契約の締結
4 契約の履行
5 モデル契約書
6 ケース・スタディ
索引事項